保存車・廃車体めぐり
東海旅客鉄道 22-2029
愛知県豊川市穂ノ原 日本車輌製造豊川製作所

 新幹線 0系の東京方先頭車22形は,1964(昭和39)年から1986(昭和61)年までの長期間に渡り,224両(1〜143,1001〜1051,2001〜2030)が製造された(他に中間車からの 2両を改造).2000番代では座席間隔が広がり,定員は 5名減の75名となった.

 22-2029は,0 系最後の新製となる38次車で,0 系初期車の置換え用として,当初は大阪に配置され,Sk26編成に組み込まれた.その後,編成番号は16両化の際にYk26,編成中全車が小窓車となった時点でYk8と変遷した.

 1999(平成11)年 9月18日,JR東海最後の 0系運用「こだま473号」をもって使命を終え,翌月に廃車となったが,製造所である日車が譲り受け,パンタカバーが付いた後期の形態で保存された.工場公開日などに見学可能.

(2000.11. 5調査)

22-2029
22-2029(2000.11. 5撮影
戻る
鉄道友の会名古屋支部